リボ払いは、金額の高い買い物をしてしまった場合でも、毎月の支払いを一定にできるとても便利なサービスです。
計画的に利用すれば、支出のコントロールが簡単な一方、リボ払いで「借金地獄」と呼ばれる多額の負債を抱えてしまう方がいるのも事実です。
一体なぜ、リボ払いが借金地獄の原因となり得るのか。金利が高いと聞くけれど、分割払いや金融ローンと比べると違いはあるのか。ここでは、リボ払いの仕組みを説明しながら、リボ払いで借金地獄に陥らないための方法を解説していきます。
また、万が一にもリボ払い地獄に陥ってしまった場合、イコール、自己破産、と極端に考える必要はありません。最も重要な「リボ払い借金地獄からどのようにして抜け出せばよいのか?」という疑問についても、詳しくお話します。
- リボ払いは借金と同じだが上手く利用すれば便利なサービス
- リボ払いは「高い手数料」と「利用のしやすさ」に要注意
- リボ払いで借金地獄になる人は「何となくついついリボ払い」
- リボ払いを複数クレカですれば知らない間に借金地獄に陥る
- 借金地獄から抜け出すには低金利クレカへの借り換えや専門家への相談
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リボ払いとは?借金とは違うの?
リボ払いは、大きな買い物をしてしまっても毎月一定の支払いができる、出費のコントロールが魅力のサービスです。しかしリボ払いの具体的な仕組みや、高いとされている手数料はどのぐらい発生するのか、よく分からないことが多いサービスでもあります。
また、「リボ払い」と「借金」の違いは何でしょうか?実は、金融庁によればリボ払いも、一種の「借金」にあたります。そして、奨学金も住宅ローンも、同じ借金の一種だと説明されています。リボ払いだけを恐れる必要はなく、適切に利用すれば経済的なメリットもあります。
ここでは、「リボ払い」と「分割払い」の違いをはじめ、リボ払いの仕組みでみなさんが疑問に思う点を丁寧に解説していきます。
リボ払いの仕組み
リボ払いとは、リボルビング払いの略で、クレジットカードや銀行のカードローンなどの返済方法の一つです。金額の大きな買い物が続いても、毎月の支払額を一定にすることが出来るので、出費のコントロールがしやすい便利なサービスです。
例えば、月々の支払いを予め3万円と設定した場合、パソコンの買い替えで10万円を使った月があっても、急な帰省で交通費が4万円も出てしまった月があっても、支払う金額は3万円になります。このように、支払い残高の大きさに関係なく、毎月一定額を支払っていくのがリボ払いの特徴になります。
リボ払いの支払いは、支払い残高がなくなるまで続きますが「繰り上げ返済」や「一括支払い」を利用して支払うことも可能です。
金融機関によって、金利や毎月の支払いに手数料が含まれるのか、別途支払う必要があるのかなど詳細が異なりますので、ご利用の際には規約等をきちんと確認する必要があります。
リボ払いと借金に違いはあるの?
リボ払いと聞くと「返済総額がどんどん膨らむ」「手数料が高く借金地獄になる」という怖い話を耳にすることがあるかもしれません。しかし、リボ払いという仕組みは、アメリカでは一般的な支払い方法です。さらに、高いと指摘されている手数料、つまり金利も利息制限法の上限金利を超えておらず、法律の範囲内のサービスです。
金融庁によれば、クレジットカードの利用も銀行等でローンを組むことも全て「借金」にあたります。リボ払いももちろん借金にあたります。奨学金を借りている方がいれば、それも借金になります。
しかし、これら全てを借金だと片付けてしまうと多くの方は、夢のマイホームや車を持つこと、進学をすること、また気軽にショッピングを楽しむことなどを諦めなくてはいけなくなるかもしれません。
借金で注意すべき点は、あくまでも「返せなくなるほど無計画にお金を借りる」という点です。リボ払いも同じです。仕組みを理解して上手に利用すれば、経済的なメリットを最大限に享受できる可能性があります。
リボ払いのと分割払いの違い
リボ払いと分割払い、2つとも一括払いではなく、支払い回数を増やして毎月の負担を軽減させるという点で似ている印象のあるサービスです。しかし、リボ払いと分割払いでは、毎月の支払額、手数料、支払回数等いくつも異なる点がありますので、下記の表で比較して解説します。
分割払い | リボ払い | |
毎月の支払い額 | お買い物の金額と分割回数による、複数の買い物で分割払いを利用すると、それぞれの支払額が合算 | 基本的に一定 |
支払い回数 | 分割回数によって決まる | 決まっていない |
手数料 | 買い物ごとに支払回数を指定 | 支払いの必要あり |
分割払いにもリボ払にも、それぞれメリットとデメリットがあります。状況に応じて使い分ける必要があります。
リボ払いが原因で借金地獄になる理由
リボ払いの返済総額が増えすぎてしまい、借金地獄に陥ってしまう方がいます。リボ払いは、毎月の出費を一定額にコントロール出来る便利なサービスですが、高い手数料やついつい追加で借りてしまいやすいという怖い一面も持っています。
特に手数料を把握していない、毎月返済はしっかりしているものの、返済総額は知らない、毎月の支払いの負担を軽くしたいが為に返済額をとても低く抑えてしまっている方は、要注意と言えます。リボ払いだと借金をしているという感覚が薄れるかもしれませんが、他のローンと同様、手数料をつけて返済が必要なお金です。
ここでは同じ轍を踏まぬよう、リボ払いが原因で借金地獄になってしまう理由を解説していきます。
リボ払いの手数料(利息)は高い
リボ払いで注意すべき点は、手数料、利息の高さだと言われています。リボ払いを利用する際には必ず手数料を支払わなくてはいけません。金融会社によっても異なりますが、15.0%前後に設定されています。
しかし、手数料を支払う必要があるのは、銀行や消費者金融のカードローンも同じです。
以下に、リボ払い、銀行のカードローンや消費者金融のカードローンの情報を比較したものを示します。
リボ払い | 銀行のカードローン | 消費者金融のカードローン | |
手数料 | 15.0%前後 | 2.0%~15.0% | 3.0%~18.0% |
借入限度額 | ショッピングご利用枠の内、包括支払可能見込額※1の90%以下(例えばショッピング枠が110万円その内、割賦枠が90万円の場合は、リボ払いに90万円まで使える) | 800万円ほど | 800万円ほど |
利用出来るサービス | 毎月一定額の支払いで出費のコントロールがしやすい 高還元ポイントや付帯保険など | 比較的金利は低い | 即日融資可能な場合あり、初回借入30日無利息などのサービスも |
※1:包括支払可能見込額とは、割賦販売法によって定められており、年収、同一生計人数および住宅費用支払の有無をもとに算出されます。消費者が負担できる金額を超えて商品を購入しないようにするための指標の一つと言えます。
毎月の返済額しかみておらず返済総額を計算していない
リボ払いが原因で借金地獄になる方には、リボ払いで毎月決まった金額をしっかりと支払っているにもかかわらず、返済がなかなか終わらないというパターンがあります。
これは、リボ払いで返済すべき返済総額を把握出来ていないことが問題です。返済総額を把握できていないとどのような点が問題なのか、下記に示します。
- 毎月の支払いが一定なので、つい追加でリボ払いを利用しさらに返済総額を増やしてしまう
- 複数のリボ払いの総額を把握しないまま、つい追加でリボ払いを利用し返済金額を増やしてしまう
- 金額に余裕があり、繰り上げ返済が出来るタイミングがあったのに実行できず無駄な手数料を支払ってしまう
- 金額に余裕があり、一括支払いが出来るタイミングがあったのに実行できず無駄な手数料を支払ってしまう
リボ払いの返済総額を確認するには次の方法があります。必要のないリボ払いの利用や、無駄な手数料を減らすためにも、必ず返済総額の把握を行う必要があります。
- 紙で郵送される利用明細書の確認
- WEBで利用できる各金融機関の利用明細書確認サービス
- 各金融機関のコールセンターへ問い合わせ
月々の返済額が低く元金が減らない
毎月しっかりとリボ払いの返済を行っているのに、一向に返済が終わらないという方がいます。ところがよく話を聞いてみると、毎月の返済額がとても少なく設定されており、支払回数がかなり多くなっている場合があります。
これではいくら毎月真面目に返していても、リボ払いの手数料を含めて全て返し終わるには、何年もかかってしまう場合があります。
以下に、同じ50万円の返済でも、毎月の返済額の違いでどのようになるのかシミュレーション※2してみます。
月々の支払金額(手数料除く) | 1万円 | 8万円 |
リボ払いで利用したい合計金額 | 50万円 | 50万円 |
手数料率(実質年率) | 15.0% | 15.0% |
支払総額 | 653,243円 | 516,665円 |
うち手数料 | 153,243円 | 16,665円 |
※2:日本クレジットカード協会返済シミュレーションより
※シミュレーションは元金定額コースのお支払いの例
同じ50万円という利用金額のリボ払いでも、毎月1万円の返済額では単純に計算して50回の支払いが必要になります。全額返済するのに4年以上かかります。しかし、毎月8万円の返済にすれば、7回の支払いで終わりますし、その分支払総額も約13万円少なくて済みます。
借金をしている危機感がない
リボ払いは、金額の大きな買い物が続いても、毎月の支払額を一定にすることが出来るので、出費のコントロールがしやすい便利なサービスです。ところがこれが仇となり、毎月利用限度枠いっぱいまで、ついつい使ってしまう方もいます。
なぜなら、毎月無理なく返済出来てしまうので、表面上はまるで返済総額が増えていないように感じてしまうからです。しかし、そんな事は決してありません。
リボ払いは、一括払い、分割払い、銀行のローンや消費者金融のカードローンと同じく「借金」の一つです。また比較的手数料が高いことでも知られています。つまり、借金の中でも出来る限り素早く返済し、元金を減らす必要のある借金です。
不要な負債を抱えることのないよう、リボ払いは借金であるという意識を持ち、必要な場合に必要な期間だけ活用することがポイントです。
リボ払いで借金地獄になりやすい人の特徴
リボ払いを上手に使えず、借金地獄になってしまう方にはある特徴があります。
例えば、リボ払いの仕組み事態を理解しないまま、何となくリボ払いを使っているという方です。高い手数料が、元金に対してどのようについてくるのかわかっていないため、毎月の返済金額も最低金額に設定してしまいます。
確かに、月々の負担は軽くなりますが、これでは返済にとても時間がかかってしまいます。また、何となく毎月の出費が低く抑えられるから、という安易な理由で全てのお買い物にリボ払いを使ってしまっている方、リボ払いの便利さに味をしめて複数のカードでリボ払いを使ってしまっている方もかなり注意が必要です。
ここでは、リボ払いで借金地獄になりやすい人の特徴から、リボ払いで失敗しない方法を学ぶべく、具体的に解説していきます。
リボ払いの仕組みを理解しておらず毎月の返済額を最低金額にしている人
リボ払いで借金地獄になりやすい人の中には、そもそもリボ払いの仕組みを理解しておらず、毎月の返済額を最低金額に設定してしまっている人がいます。
リボ払いは、金額の大きな買い物が続いても、毎月の支払額を一定にすることが出来るので、出費のコントロールがしやすい便利なサービスですが、注意点はその手数料の高さです。
金融機関によって違いはありますが、15.0%前後の手数料がかかります。この手数料は、元金を減らさない限りずっとかかり続けます。最低限でも返済を続けていけば、もちろん返済は可能ですが、とても時間がかかります。
例えば、100万円を金利15.0%のリボ払いで借りた場合、毎月3万円ずつの返済(手数料を除く)では、34回の支払回数が必要です。2年8ヶ月ほどかかります。これだけ何年も返しているとつい気が緩んで、追加でリボ払いをしてしまう可能性も高くなります。
さらに、長期で返済していますので手数料も20万円ほど支払うことになります。故に、毎月の返済額を最低金額に設定していると、借金地獄に陥りやすくなるのです。
リボ払いを利用する場合は、必ず毎月の返済額は無理のない範囲で上げておき、もしお金に余裕のあるタイミングがあれば「繰り上げ返済」や「一括支払い」を利用して早めの返済を心がけることがポイントです。
安易にリボ払いで買い物をしてしまう人
リボ払いは、毎月の出費を一定にできるとても便利なサービスですが、無計画に全ての支払をリボ払いにしていては、高い手数料が負担となってしまう可能性があります。
クレジットカードにはリボ払い以外にも、分割支払いや一括支払いがあります。一括支払いが無理でも、分割支払にすると支払いが出来そうであれば、リボ払いより必ず優先して利用することをおすすめします。
なぜなら、金融機関にもよりますが分割払いとリボ払いでは、分割払いの手数料が低いことが多いからです。例えば、年率15.0%のリボ払いと、年利12.0%の分割払いでは次のような違いがでます※2。
手数料率(実質年率) | 15.0% | 12.0% |
リボ払いで利用したい合計金額 | 500万円 | 500万円 |
月々の支払金額(手数料除く) | 10万円 | 10万円 |
支払総額 | 6,532,645円 | 6,226,113円 |
うち手数料 | 1,532,645円 | 1,226,113円 |
※2:日本クレジットカード協会返済シミュレーションより
※シミュレーションは元金定額コースのお支払いの例
手数料率が3%異なるだけで、支払総額に約30万円の差が出ていることが分かります。
必要もないのに安易にリボ払いばかりで買い物を続けると、無駄な手数料を支払うことになるかもしれません。
そして、そもそもですがいくらクレジットカードを利用しているからといって、後々支払いが困難になるほどのお買い物をすべきではありません。今一度、リボ払いを利用する際には、必要性を考えて使うべきです。
複数のクレジットカードでリボ払いを利用している人
リボ払いで借金地獄になりやすい人の特徴として、複数のクレジットカードのリボ払いを利用している方います。なぜ複数のクレジットカードでリボ払いを利用していると返済が難しくなるかというと、次のような原因が挙げられます。
- クレジットカードの管理が面倒になり総額を把握しづらくなる
- 一社の利用よりも手数料を多く支払っているのに気が付きにくくさらにリボ払いを利用する
- 一枚のクレジットカードの利用上限を超えてしまっても、次のカードを気軽に利用してしまう
リボ払いを上手に活用する方法は、必要な時に必要なだけ計画的に利用し、可能な限り早めに返済をすることで手数料を抑える、というシンプルなものです。
しかし、カードが複数あると、前提である計画的に管理することが難しくなります。なぜなら金融機関によって、口座が異なったり、引き落とし日が異なったりしますので、初めは意識的に管理出来ていても、慣れてくるとついつい気が緩みやすくなってくるものです。気がつくととんでもない金額に、というのが多くの失敗例としてあげられています。
リボ払いで借金地獄になった体験談
リボ払いで失敗しないために大切な事は、リボ払いの仕組みを理解するということです。
その上で、キャンペーンや特典も利用しながら、計画的に短期返済を心がけて使うということをお話してきました。
しかし、頭ではリスクを分かっていても、実際にいざリボ払いを使うという段階になるとなぜか失敗をしてしまうこともあります。そこで、リボ払いで借金地獄になってしまわないように、もう少しリボ払いの怖さを自分事化して考えてみる必要があります。そこで実際にリボ払いで借金地獄に陥ってしまった体験談をご紹介します。
リボ地獄に知らずに陥っていた20代夫婦の体験談
20代、既婚女性の体験談です。毎月クレジットカードの支払いに3万円が引き落としされていたのですが、数年経っても一向に返済金額が減りませんでした。不思議に思い、初めて利用明細をしっかりと確認すると、支払い方法にリボ払いを選択していたことを思い出しました。この時点で返済残高がまだ100万円以上あり、慌てて夫にも相談をしました。
実は、夫婦共々リボ払いの仕組みを理解しないまま、リボ払いを利用していたことが分かりました。さらに、毎月の出張先のホテル代や欲しかった趣味のグッズ、飲み会のお金も全てリボ払いを利用していたのですが、総額いくら使っているのか全く把握していなかったのです。返済に毎月3万円が引き落とされていましたが、その支払いで当月の支払いは終わっているものと勘違いしており、追加でリボ払いを利用し続けていた事も痛手となりました。
実際には、3万円支払っていたとしても、手数料で1万円かかっていたため、元金が思うように減らせていませんでした。そこで気がついた時には、返済残高が100万円以上という状態になっていたのです。
リボ払いを複数のクレカでし借金地獄になっていた30代男性の体験談
30代、会社員の体験談です。この方は、大学生時代に就職活動が一段落し、やっと遊べると思い、どうしても欲しかった機材を10万円で購入しました。アルバイトもしていましたので、支払いも問題ないと考えていましたが、リボ払いなら負担が軽くなると思い初めて利用しました。
すると、リボ払いでその月の支払いが2万円ほどになったのですが、アルバイト代は入ってきますので、まるでその分現金が増えたような感覚に陥りました。飲み会に行っても、映画を見に行っても、リボ払いを利用すれば毎月の出費は一定になります。大学生の段階で、30万円ほど返済金額がありましたが、毎月4万円をしっかり返せていましたし、社会人になる頃には、収入も増えるから大丈夫だろうと引き続き全ての買い物をリボ払いで続けました。
ところが、社会人になると確かに収入は増えましたが、何かとストレスも多くなりました。お酒を飲んだり、遊びに行ったりという機会も増えて、リボ払いの利用金額はどんどん増えてきました。
ついに男性が契約したリボ払いの上限金額である70万円ほどまで使ってしまいましたが、生活を変えることはできずに、複数のクレジットカードでリボ払いを利用し始めてしまいました。最終的には、9社の金融機関のリボ払いを複数利用し、数百万円の負債を抱えてしまいました。
リボ払いの借金地獄から抜け出す方法
もし、リボ払い地獄に陥ってしまったら、どのような方法で抜け出せばよいのか。返せないほどの借金と言えば、すぐに自己破産しかないと思われるかもしれませんが、そんなことはありません。
しっかりと今現在の負債額を把握し、繰り上げ返済や一括返済など極力手数料をかけない返済方法を選択すれば、返済総額を減らせる可能性もあります。また、リボ払いのネックは何と言っても高い手数料になります。単純に言えば、もっと安い手数料なら毎月の負担を抑えながら、全額を返済出来る可能性があるかもしれません。
さらに、自力で解決が難しい場合、ご家族や専門家の手を借りるという方法もあります。何もご自身だけで問題を全て抱え込む必要はないです。ここでは、万が一リボ払い地獄に陥ってしまった場合、どのような方法で抜け出せばいいのかを解説していきます。
今まで支払った金額を計算し現状を理解する
リボ払いを利用していると毎月の出費が一定になりますので、結局いくら使っているのか、総額いくら返済をしなければならないのか分かりにくくなってしまいます。実際に、ご自身が使っている金額や、支払わなくてはならない手数料等を理解すると、無計画にリボ払いを利用するのは止めようと思えるはずです。
では、今までに支払った金額を計算し現状を理解する方法はというと、各金融機関が提供している返済シミュレーションを利用することです。
以下に代表的な金融機関の返済シミュレーションをご紹介します。
楽天カード | ショッピングリボ返済シミュレーション キャッシング返済シミュレーション |
JCBカード | 返済シミュレーション |
三井住友カード | お支払い調整シミュレーション |
アコム | ACマスターカード(ご返済シミュレーション(借入返済)) |
セディナカードJiyu!da! | 返済シミュレーション |
ポイントは必ず、所有するカードと同じ金融機関の返済シミュレーションを使うことです。なぜなら、金融機関ごとに手数料の料率や計算式などが異なるため、正しい数字を把握するには、所有するカードと同じ金融機関の返済シミュレーションを利用する必要があります。
利用明細書で「今まで支払った金額」は分からない?
リボ払いの明細書では、今現在の「元金残高」や「今月のご請求額」、または「今月のご利用金額」などは、記載されていることが多いのですが「今まで支払った金額」は記載されていない可能性があります。
一般社団法人日本クレジット協会でも、クレジットカードの利用明細のチェックポイントが紹介されていますが、リボ払いで「今まで支払った金額」の名目はありません。したがって、場合によってはご自身で返済シミュレーションを利用する必要があるのです。
もし、ご自身の利用している金融機関では返済シミュレーションが提供されていない、計算してみてもよく分からない場合は、コールセンターへの問い合わせという選択肢もありますので、利用しやすいものを選択してください。
毎月の返済額を多めに設定する
リボ払いの返済を早く終えてしまう方法は、毎月の返済額を多めに設定することです。単純なことですが、無理のない範囲で返済額を可能な限り上げて返せば、それだけ早く返せますし、手数料も抑えることが可能です。
例えば、同じ100万円の利用でも、毎月10万円を返すのか、3万円を返すかでは次のような差がでてきます。
月々の支払金額(手数料除く) | 10万円 | 3万円 |
リボ払いで利用したい合計金額 | 100万円 | 100万円 |
支払回数 | 10回 | 34回 |
手数料率(実質年率) | 15.0% | 15.0% |
支払総額 | 1,056,583円 | 1,202,419円 |
うち手数料 | 56,583円 | 202,419円 |
※2:日本クレジットカード協会返済シミュレーションより
※シミュレーションは元金定額コースのお支払いの例
毎月10万円の返済額であれば、1年以内に返済も終わりますが、3万円の返済額では2年8ヶ月かかる上に、手数料も145,836円多く支払わなくてはならなくなります。
リボ払いでは、無理のない範囲で毎月の返済額を可能な限り上げて返していくことが、借金地獄に陥らないための対策の一つになります。
繰り上げ返済や一括返済して返済期間を短縮する
リボ払いで返済総額が増えてしまう原因の一つに、長い期間かけて返済を続けてしまっていることがあります。なぜ、返済期間が長いと借金地獄に陥りやすいのか?
理由は主に次の2つです。
リボ払いは、手数料が15.0%ぐらいに設定されている場合が多く、しっかりと返済を行わない限り、どんどん返済総額が増えていってしまいます。
リボ払いは毎月の支払いが一定なので、ついつい返済しているという感覚が薄くなり、追加で借り入れをしてしまう方もいます。それではいつまで経っても全額返済が難しくなります。
このように、返済期間が長いと意図せず借金地獄に陥りやすくなってしまうのです。
しかし、毎月の返済額は上限いっぱいまで引き上げている、または臨時収入があったのですぐに返してしまいたいが今月分は支払ってしまった、という方にとてもよい方法があります。
それは「繰り上げ返済」や「一括返済」を利用する方法です。毎月の支払いとは別で利用できるので、返済期間をぐっと縮めてしまうことが可能です。これは、各金融機関もリボ払いを上手に利用する方法として紹介している手法です。
一般的に、口座からの引き落とし、銀行振込、ATMからの支払いなどが選べますので、まずはご利用している金融機関にてご確認ください。
決済時に1回払い・2回払い・ボーナス払いを利用して手数料がかからない様にする
リボ払いで注意すべき点は、高い金利つまり手数料です。金融機関によっても異なりますが、15.0%前後に設定されていることが多く、元金を全額返済しない限りいつまでも手数料がかかり続けます。
そこで、極力手数料を抑える方法として次の手法があります。
リボ払いは手数料が高いのが気になる点ですが、実は支払いが1回や2回であれば、手数料をとても低く抑えることができます。
例えば、どのぐらい差がでるのかシミュレーション※2の結果を表示します。
リボで利用したい合計金額を10万円とし、手数料率(実質年率)は15.0%とします。
支払回数 | 1回 | 2回 | 10回 |
支払総額 | 100,000円 | 100,636円 | 105,656円 |
うち手数料 | 0円 | 636円 | 5,656円 |
※2:日本クレジットカード協会返済シミュレーションより
※シミュレーションは元金定額コースのお支払いの例
1回支払いであれば手数料は0円、2回支払いにしても、手数料は636円とお手頃です。
しかし、10回払いでは手数料を5,656円支払う必要があります。このように、支払回数を1回または2回にするとリボ払いを上手に利用することが可能です。
リボ払いで手数料を上手く抑える方法として、ボーナス払いを利用する、というものがあります。
元金を短期で返済する、というのがリボ払いの手数料抑える基本的な返済方法ですので、ボーナス払いで一気に返済する、またはボーナス時のみ返済金額を増額するというのは、理想的な返済方法の一つとも言えます。
金融機関によっては、リボ払い決算でボーナス支払い、という名目がない場合もありますが「一括返済」や「リボ残高のおまとめ払い」という名目で、一括払いが案内されている場合もあります。
低金利のクレカやカードローンに借り換える
リボ払いの気になる点は高い金利、手数料です。金融機関によっても異なりますが15.0%前後に設定されているものです。元金を全額返済しない限り、いつまで経ってもこの手数料を支払い続ける必要があります。
そこで低金利のクレジットカードやカードローンに借り換えてしまうことで、月々の返済の負担の軽減や返済総額を減らせる可能性があります。
リボ払いで借り換えを検討する際には、次の3つの選択肢が考えられます。代表的なサービスをご紹介します。
銀行やクレジットカード会社等のカードローンを利用する | |
---|---|
三井住友銀行カードローン | 金利年1.5~14.5%で、極度額10万円から800万円までお申込可能 |
楽天銀行スーパーローン | 金利年1.9%~年14.5%で、限度額は最大800万円 |
アコム(カードローン) | 貸付利率(実質年率)3.0%~18.0%で、契約極度額は1万円~800万円 |
銀行やクレジットカード会社等のフリーローンを利用する | |
---|---|
イオン銀行(フリーローン・目的型ローン) | 金利年3.8%~年13.5%で、8年以内で計画的なご返済、10万円単位で10万円~700万円までお借入れ可能 |
りそな銀行(フリーローン) | 固定金利年6.0%~14.0%(金利は4種類)で、お借入可能額10万円~500万円、1万円単位で借入可能 |
SMBCファイナンスサービス(フリーローン) | お利息(実質年率)10.8%~16.8%で、ご融資額5万円~300万円 |
銀行や消費者金融等のおまとめローンを利用する | |
---|---|
プロミス(おまとめローン) | 借入利率6.3%~17.8%(実質年率)で、300万円まで |
auじぶん銀行(借り換えコース) | 金利年0.98~12.5%、借入限度額100万円~800万円 |
アイフルのおまとめローンおまとめMAX・かりかえMAX | 貸付利率3.0%~17.5%(実質年率)で、契約限度額又は貸付金額1万円~800万円 |
うまく活用できれば、何十万円も手数料を抑えることが出来ます。
自力では返済ができない場合は家族や親に相談してみる
リボ払いで返済総額が増えてしまい、色々と返済のための手立てを考えてはみたものの、ご自身では抱えきれなくなってしまうこともあるかと思います。思い詰める前に、ご両親やご家族へご相談してみるのも一つの手です。
ご両親やご家族へ相談するメリットとしては次のことが考えられます。
- 家族に一旦返済を全額立て替えてもらうことで、これ以上手数料が増えるのを防ぎ、無理のない範囲で家族に対して返済を行える可能性がある
- 周りに相談することで抑止力となりこれ以上返済総額が増えてしまうことを防げる
- 返済総額が膨れ上がってしまった根本を話し合うことで対策が取れる
最も避けたいパターンは、家族にバレてしまいたくないあまりに更に追加でお金を借りてきてしまい、状況を悪くしてしまうことです。早めの段階で相談することで、出来ることや選択肢が増えています。
債務整理等ができないか弁護士・司法書士に相談をする
リボ払いで返済総額が増えてしまい、ご自身では抱えきれなくなってしまうこともあるかと思います。身近に相談できる方やご家族もいない、もしくは相談が出来ない場合は、専門家の力を借りるという方法もあります。
具体的には、弁護士や行政書士または司法書士です。債務整理を得意としている事務所や担当の方が必ずいますので、まずは相談することをおすすめします。多くの事務所で、初回の相談は無料、などのサービスを実施している場合がありますので、気軽に相談することが可能です。
また金融庁では、債務に悩む方向けに次の相談窓口を公式サイトで案内しています。
ちなみに、専門家がどのようにリボ払いの借金を扱うかというと、大きく次の3つになります。困った時には専門家の力を借りて、解決することも検討してください。
任意整理 | 対象の金融機関に、手数料のカットや分割等の交渉を実施し、減額を狙う |
個人再生 | リボ払いの返済の他、カーローン等の全ての借金を対象に元本を最大90%減らし、残りを返済(車や住宅を取り上げられる可能性もあり) |
自己破産 | 裁判所に申し立てをおこなって借金ゼロにする手続き |
リボ払いでできた借金でよくある質問
リボ地獄から抜け出せない時の最終手段は自己破産しかありませんか?
いいえ、自己破産だけが手段ではありません。リボ地獄から抜け出す方法はいくつも考えられます。
まずは、ご自身の返済総額を正しく把握します。そこから、毎月の返済額を上げる、または繰り上げ返済や一括返済を含めて、どのぐらいの額をどのぐらいの期間で返済出来るのかなど見通しを立てる必要があります。
また、返済総額を減らしたり返済期間を短くする方法として、低金利のクレジットカードやカードローンに借り換えたり、ご家族への相談が可能かどうか検討する必要があります。もしくは、債務整理等ができないか弁護士等への無料相談窓口を利用するなどの方法も取れます。借金=自己破産と極端に考える必要はありません。
リボ払いの恐ろしさとは何ですか?
リボ払いの恐ろしい点は、手数料が高く計画的に使う必要があるにも関わらず、よく仕組みを理解していなくても、気軽に誰でも利用できてしまう点です。
金融庁によれば、返済型の奨学金を利用することも、リボ払いも、消費者金融からお金を借りることも、全ては同じ「借金」であり返済すべきお金です。
しかし、リボ払いは毎月の返済額を一定に抑えることができるので、借金という実感がないまま、追加で利用したり、複数の金融機関から借り入れをしてしまう方もいます。
しっかりと仕組みを理解すれば、毎月の支出をコントロールし、把握しやすくなるメリットもありますので、上手に使いたいものです。
リボ払いをうまく使うコツはありますか?
リボ払いを上手く使うコツは、まずリボ払いの仕組み理解し、利用する前に規約をきちんと把握しておくことが大切です。
特に、リボ払いの方式は何か?手数料はいくらか?利用可能額は?ということは必ず頭に入れておきます。その上で、リボ払いを使うメリットがあると判断した場合は、キャンペーンや特典も確認しながら、期間を決めて利用すると返済期間が長くなりにくくなります。
さらに、支払回数を1回や2回、もしくは繰り上げ返済や一括返済を活用することで、さらに手数料を抑えることも可能です。
リボ地獄と言われているのはなぜですか?
リボ払いは仕組みを理解しないまま利用すると、途端に返済金額が膨らみ、何年にも渡って返済を続けても一向に返済が終わりません。
毎月返済に追われ続ける日々から抜け出したいのに、抜け出せない。このような特徴から、リボ地獄と言われることがあります。
これが本物の地獄であれば、救済には蜘蛛の糸を待つしかないのですが、リボ地獄を抜ける方法はいくつもあります。具体的には、毎月の返済金額を上げる、繰り上げ返済や一括返済を利用するなどです。さらに、リボ地獄に陥らないための注意点も明確に分かっていますので、無闇に恐れる必要はありません。
リボ払いの残額が減らない理由は何ですか?
リボ払いの残高が減らない理由は大きく5つ考えられます。
- リボ払いの手数料が高い
- 月々の返済額が低く元金が減らない
- つい追加で利用してしまっている
- 安易にリボ払いを利用している
- 複数のリボ払いを利用している
しかし、それぞれ対策や上手な利用の仕方があります。すでに利用しているリボ払いの残高が減らずに困っている方は、返済総額の確認からはじめてください。紙の利用明細書やWEB上での確認、コールセンターの利用等で確認できます。
<審査通過の簡単なコツ>①情報の入力ミスに注意(嘘はNG) ②書類添付ミスに注意 ③限度額は必要な分だけ
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